はやり目(流行性結膜炎)闘病記。インフルエンザよりキツかったその理由
こんにちは
以前、結膜炎になってしまったかもしれないと記事を書きましたが、
なんとそのさらに格上な、はやり目(流行性結膜炎)になってしまいました。
以前の記事はこちらです。
感想を一言で言うと、ガチでつらかったです。
今日はその流行性結膜炎(通称:はやり目)になったレポと、
対策についてまとめたいと思います。
はやり目になった感想
● 完治までの期間がめちゃくちゃ長い(約3週間~1か月)
● 特効薬がない為、自分の免疫で治すしかない。
● 感染力が非常に強い為に、人に会えない。
● 目の充血、腫れが異常なので鏡を見るたびに萎える。
● 炎症が悪化することにより偽膜というものが出来、薬の効果が激減。
その為定期的に病院に行き目の膜を取ってもらう。←痛い
● 明るい時間に外に出ると日の光すらまぶしくて酔う。
● 常に目に異物が入っているような感覚。ゴロゴロする
● 目ヤニが酷い。寝起きがとにかくつらくて寝るのも嫌になる
● 痛い、かゆい、異物感、全てがストレス
ざっとこんな感じです。
上記を読んでいただき、なめてはいけない病気だと言うことがわかるかと思います。
感染力がとにかく強いと言われているので、人に会えないのは本当につらかったです。
また、特効薬もなく完治までの期間が非常に長く、個人的にはインフルエンザよりもキツかったのが感想です。思い出すだけで健康の幸せさを嚙み締めることが出来ます。
もう二度とあんな思いはしたくないです。
以上の感想を踏まえ、少しでもこの恐ろしさを知ってもらうために
はやり目(流行性結膜炎)についてまとめます。
はやり目(流行性結膜炎)とは?
結膜炎の一種です。
結膜炎には、アレルギー性や細菌・ウイルス性のものがありますが、
流行性結膜炎は、アデノウィルスの感染によって起こるウイルス性の結膜炎です。
ウイルス性急性結膜炎には他にも、プール熱、急性出血性結膜炎というのがあるそうです。
この「アデノウィルス」の感染による結膜炎だったのですが、
型がたくさんあるらしく、夏風邪の原因にもなったりするウイルスだそうです。
アデノウィルスには有効な薬剤がなく、処方される薬は不快な症状をやわらげる目的で、炎症を鎮める目薬や予防としての抗菌点眼薬です。
これが本当に効いているのかわからないくらい症状はよくならないので、結局は自分の免疫(ウイルスに対する体の抵抗力)がつくのを待つしかありません。
しっかり養生しましょう。
はやり目(流行性結膜炎)の感染経路
接触感染で移ります。空気感染はしません。
ウイルスは、はやり目の人の目、涙に含まれており、
それを触れた手が触ったところ(タオルやドアノブ等)にも付着しています。
そして、それに触れた人の手に付着し、感染していく訳です。
おそろしい感染力なので、集団の中で1人でも感染すると一気に集団感染するそうです。
はやり目になってしまったら?
結論から言うと、病院で気休めレベルの薬を処方してもらった後は、誰とも関わらないでください。
よく言われているのは、
① 目をこすったり触ったりしない。
目ヤニや涙は使い捨てのペーパータオルやティッシュで拭き取りましょう。
② めちゃくちゃ手を洗う。
これは気休めですが、しないよりはいいでしょう。
アデノウイルスは消毒剤への抵抗性が強いのです。消毒には塩素消毒が推奨されております。次亜塩素酸ナトリウムがいいみたいですが、粘膜刺激性、金属腐食性がある為、手や目への使用が困難だそうです。
③ 家族と洗濯物は分け、お風呂は最後に入る。
完全に病原菌扱いされます。お風呂は湯舟に入ったら浴槽のお湯は捨てて出てください。
ちなみに僕は、病院でもらった点眼薬をきちんと使い上記の対策を行った他にも自分なりに様々な対策をしましたが、今思うとアホでした・・・。
一応まとめたので、参考にしてください。
① 寝るときに両目に貼るタイプの眼帯をして寝た。
我ながらシュールすぎてやってるときは1人で笑いましたが、孤独期間なので誰にも共有出来ず虚しくなりました。寝てるときに涙や目ヤニが枕についたり、手でこすってしまう等は防げましたが、朝起きた時の不快感は異常なレベルなので覚悟が必要です。
② 速乾性アルコールスプレーで手指消毒を行った。
手洗いだけでは不安だったので。ちなみに、これ目にやったらウイルス死ぬんじゃね?と思って手にふりかけたアルコールをそのまま目の周りにぶっかけてこする。
をやったらめちゃくちゃ沁みてウイルスじゃなくて僕が死にました。※マジでやった。
これを気休めに使いまくりましたね。
目には絶対にかけない方がいいと思いますが、ぶっちゃけスッキリ感はかなりありました(笑)
ただ本当に沁みるし危険なので真似しないでください。
医者にも怒られました。
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とにかく、つらく大変だった闘病期間でした。
主に8月(夏季シーズン)に流行る病気で、子供がよくかかるそうですが、大人もなります。周りに目が異常に赤い人がいた場合は、喰種 or はやり目 なのでどちらにせよ気を付けてください。どっちも同じくらい危険です。
あとは、処方される点眼薬の濃度とか種類とか、調べたり医者に聞いたりしてめちゃくちゃ詳しくなりました。ステロイドを処方されると思いますが、濃度濃すぎると眼圧が上がってしまう可能性とかありますよ。気を付けてください。
これで次またはやり目になっても大丈夫!ってくらい知識を蓄えましたが、1度かかると免疫が出来るので、同じ型のアデノウイルスには感染しなくなるそうです。
せっかくここまで詳しくなったので、はやり目になってしまった方は是非僕に相談してください。(会いたくはないのでオンライン上でお願いします。)
では、皆さん体調には気を付けて
おやすみなさい。